149 静圧測定孔 換気口・室内レジスター (排気測定設備図) 静圧測定孔 換気口 (吸気測定設備図) 静圧測定孔 換気口を取り外す ΔP1 ΔP1 ΔP0 レンジフード 外壁 圧力損失係数表 本表の圧力損失係数と各種開口面積は、以下のように算出されています。 ◆ 測定方法 JIS C9603 附属書相当の空気室に製品を取り付け、風量と静圧ΔP1(Pa)を求めます。 次に、製品を取り外し、ΔP0(Pa)を求めます。 ◆ 圧力損失係数と相当開口面積 ① 換気口 ( ア ) 圧力損失係数 ζ(ツェータ) ΔP=ΔP1-ΔP0 ( イ ) 相当開口面積 αA (cm2) ζは、通常の外壁用端末換気口(排気口、給気口)として使用する場合に用います。 屋外側換気口 ζ(排気) ② 室内レジスター ( ア ) 圧力損失係数 ζ1 製品取り付け時の静圧ΔP1を製品の静圧とし、圧力損失係数ζ1を次式にて求めます。 ( イ ) 相当開口面積 αA1(cm2) 壁付用自然給気口として使用する場合の室内側レジスターに対して、 外壁側の給気口との複合した開口面積αAtを求める際に用います。 屋外側換気口 αA(給気) 室内用レジスター αA1 ※ 複合開口面積 αAt(cm2) 屋外側換気口(f)の給気相当開口面積α A : αA-f 室内レジスター(g)の相当開口面積α A1 : αA1-g 複合開口面積αAt= ◆単純開口面積(cm2) 製品開口部の幾何的開口面積(開口部の断面積)を単純開口面積とします 換気口の吹出し面付近で測定した風速から、排気風量を計算する際に用います。 ◆直管相当長の求め方 直管相当長L は L=d/ λ・ζ で、求められる。 ここでd:ダクト径(m) λ:管摩擦係数 ζ:圧力損失係数 1 1 + 1 (αA-f) 2 (αA1-g) 2 ζ= 2×ΔP ζ:圧力損失係数 V:風速(m/s) ρ×V2 ρ:比重(kg/m3)= 353 t:空気温度(℃) 273+t αA=Q9.8×0.7 Q9.8 :静圧損失9.8Pa時の流量(m3/h) αA=1.1157×A× 1 A:ダクト面積(cm2) ζ・ρ ζ1= 2×ΔP1 ρ×V2 αA1=1.1157×A× 1 A:ダクト面積(cm2) ζ1・ρ 計算例 BON2L-150S の直管相当長を求めてみる 排気ζ1=2.8(カタログ圧力損失係数表より) 管摩擦係数λ:0.02として計算 例)直管相当長(排気):L1 L1=d/λ・ζ1 =0.15(m)/0.02×2.8=7.5×2.8=21.0(m) L1=21.0(m)
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