私たちをとりまく空気環境は、少しずつ変化してきています 温暖化をはじめとした地球環境の変化により、酷暑やゲリラ豪雨被害が頻繁に発生 しています。スギやヒノキといった花粉の増加や、PM2.5の健康への懸念など、 屋外のアレルギー物質は増える一方・・ 住まいをとりまく空気環境も、変化し続けています 昭和初期まで庶民の住まいは、簡素なつくりで雨風をしのぎ、通風で夏の暑さをやり 過ごすものでした。 近代住宅の普及とともに、キッチンやトイレに排気換気扇ができました。空調技術の 革新によって暑さ対策は通風から冷房に移行して、住宅は通風性から気密性重視に 変わっていきます。 気密性が高くなると、結露やシックハウスのような新たな問題が起きてしまい、 ハウスダスト、ペットアレルゲンなど、屋内のアレルギー物質も、私たちには身近な悩 みとなっています。 こうした住まいの問題を克服しながら、住宅の換気設備は変化し続けています。 換気で暮らしをすこやかに
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